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incmplt - Info Circus
2024/07/22 8:52
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## Ubuntu 22.04 LTS環境でDifyをDocker Composeで起動する方法 Ubuntu 22.04 LTS環境において、生成AI管理プラットフォームであるDifyをDocker Composeを使用して起動する方法について解説する。 ### 動作環境 この手順を実行するための動作環境は以下の通りである。 - **OS**: Ubuntu 22.04 LTS - **GPU**: RTX3060 - **メモリ**: 32GB - **ストレージ**: 2TB SSD ### Difyのインストールと起動 Difyは、ワークフローやRAGを使用した生成AIの管理プラットフォームであり、以下の手順でDockerを使用して起動することができる。ただし、実際に使用するためには、OpenAIやAzure OpenAI、もしくはローカルで動作させているOllamaの環境に接続する必要がある。 #### 1. Difyのクローン まず、GitHubから最新のDifyをクローンする。 ```bash git clone https://github.com/langgenius/dify.git ``` #### 2. Docker環境への移動と設定 クローンしたDifyディレクトリの`docker`ディレクトリに移動し、`.env.sample`を元に`.env`ファイルを作成する。 ```bash cd dify/docker cp .env.sample .env ``` #### 3. Docker ComposeでDifyを起動 以下のコマンドでDifyを起動する。Difyの`docker-compose.yaml`は、ローカルのポート80で起動する設定になっている。 ```bash docker compose up -d ``` 必要に応じて、ログを表示してエラーが出ていないかを確認する。 ```bash docker compose logs -f ``` ### Difyの初期設定 Difyが起動したら、ブラウザで`http://localhost/`にアクセスし、初期のインストール作業を行う。 1. Difyの初期画面で「メールアドレス」「アカウント名」「パスワード」を登録する。 2. Difyの起動が完了したら、設定画面で時刻設定を`Asia/Tokyo`(日本標準時)に変更する。 ### モデルの設定 Difyの起動後、設定画面からOpenAIやAzure OpenAI、OllamaのAPIキーやエンドポイントを設定して、モデルを使用できるようにする。 ### Dify アップデートの方法 Dify をアップデートするには、以下の操作を実行する。 Dify ソースコードのディレクトリに移動して、最新のコードを取得する。 取得後に docker ディレクトリに移動する。 ```bash cd dify git pull origin main cd docker ``` Docker コンテナを停止して更新を実行する。 ```bash docker compose down docker compose pull ``` Dockerの更新が終わったら Dify を起動する。 ```bash docker compose up -d ``` ### まとめ Ubuntu 22.04 LTS環境でDifyをDocker Composeで起動する方法について解説した。 この手順に従えば、生成AI管理プラットフォームであるDifyを簡単にセットアップし、効率的にAIモデルを管理することができる。
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## Ubuntu 22.04 LTS環境でDifyをDocker Composeで起動する方法 Ubuntu 22.04 LTS環境において、生成AI管理プラットフォームであるDifyをDocker Composeを使用して起動する方法について解説する。 ### 動作環境 この手順を実行するための動作環境は以下の通りである。 - **OS**: Ubuntu 22.04 LTS - **GPU**: RTX3060 - **メモリ**: 32GB - **ストレージ**: 2TB SSD ### Difyのインストールと起動 Difyは、ワークフローやRAGを使用した生成AIの管理プラットフォームであり、以下の手順でDockerを使用して起動することができる。ただし、実際に使用するためには、OpenAIやAzure OpenAI、もしくはローカルで動作させているOllamaの環境に接続する必要がある。 #### 1. Difyのクローン まず、GitHubから最新のDifyをクローンする。 ```bash git clone https://github.com/langgenius/dify.git ``` #### 2. Docker環境への移動と設定 クローンしたDifyディレクトリの`docker`ディレクトリに移動し、`.env.sample`を元に`.env`ファイルを作成する。 ```bash cd dify/docker cp .env.sample .env ``` #### 3. Docker ComposeでDifyを起動 以下のコマンドでDifyを起動する。Difyの`docker-compose.yaml`は、ローカルのポート80で起動する設定になっている。 ```bash docker compose up -d ``` 必要に応じて、ログを表示してエラーが出ていないかを確認する。 ```bash docker compose logs -f ``` ### Difyの初期設定 Difyが起動したら、ブラウザで`http://localhost/`にアクセスし、初期のインストール作業を行う。 1. Difyの初期画面で「メールアドレス」「アカウント名」「パスワード」を登録する。 2. Difyの起動が完了したら、設定画面で時刻設定を`Asia/Tokyo`(日本標準時)に変更する。 ### モデルの設定 Difyの起動後、設定画面からOpenAIやAzure OpenAI、OllamaのAPIキーやエンドポイントを設定して、モデルを使用できるようにする。 ### Dify アップデートの方法 Dify をアップデートするには、以下の操作を実行する。 Dify ソースコードのディレクトリに移動して、最新のコードを取得する。 取得後に docker ディレクトリに移動する。 ```bash cd dify git pull origin main cd docker ``` Docker コンテナを停止して更新を実行する。 ```bash docker compose down docker compose pull ``` Dockerの更新が終わったら Dify を起動する。 ```bash docker compose up -d ``` ### まとめ Ubuntu 22.04 LTS環境でDifyをDocker Composeで起動する方法について解説した。 この手順に従えば、生成AI管理プラットフォームであるDifyを簡単にセットアップし、効率的にAIモデルを管理することができる。
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