Dockerコンテナを作成する際に、--restart=always
オプションを付け忘れてしまった場合でも心配は無用である。
後から再起動オプションを追加する簡単な方法がある。
後から再起動オプションを追加する手順
Dockerコンテナに後から再起動オプションを追加するには、以下のコマンドを使用する。
sudo docker update --restart=always CONTAINER
ここで、CONTAINER
には対象とするコンテナIDまたはコンテナ名を指定する。
具体的な例は次のようになる。
例えば、コンテナ名が my-container
であれば、以下のようにコマンドを入力する。
sudo docker update --restart=always my-container
このコマンドを実行することで、指定したコンテナは今後自動的に再起動するようになる。
注意事項
この操作を行うためには、Dockerのバージョンが1.11.0以降である必要がある。しかし、現時点でほとんどの環境ではこのバージョン以上が使用されているため、大きな問題になることは少ないだろう。
まとめ
Dockerコンテナの再起動オプションを後から追加するのは非常にシンプルな方法で可能である。